古寺とお城の旅日記

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zoom RSS 六道珍皇寺へ

<<   作成日時 : 2011/04/13 20:58   >>

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臨済宗建仁寺派 大椿山 六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)

京都では、「六道さん」の名で親しまれ、毎年8月7日〜10日の「六道まいり」の日には多くの参拝者が訪れ、鐘の音が響きわたり、線香の煙がたちこめます。

六道珍皇寺は、836年(承和3)に山代淡海によって建立されました。

八坂の塔から会社に戻る途中、まだ時間があったので、寄り道し六道珍皇寺に寄りました。今日は、時間が無いので、写真を撮っただけで戻り、写真を元に帰宅してからいろいろ調べました。


「六道の辻」の石碑

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六道とは、仏教で天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道を言い、六道の辻とは、冥界への入り口にあたる辻のこと。


平安時代、六道珍皇寺の位置する一帯は、鳥辺野と呼ばれる葬送地で、そのため、この世とあの世の接点として様々な伝説が残されています。


この前は何度も通ってますしたが、この門をくぐったのは初めてでした。境内には車は止まってましたが、参拝者は殆どいませんでした。平日のお昼時間のためでしょうか。


本 堂

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御本尊の薬師三尊像を祀る


「冥土通いの井戸」

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本堂向かって右に格子窓があり、そこを除くと「冥土通いの井戸」を見ることができます。井戸のある庭園には入れません。小野篁が冥府の閻魔庁の役人として現世と冥界を行ききするのに通ったと伝わってますが、通常非公開です。


小野篁(おののたかむら)とは?

平安初期の宮廷官人で優れた歌人でもあり、乗馬、弓術、剣術など武術百般にも優れた文武両道の人が、昼の朝廷勤めが終わり、夜になると冥土通いの井戸から閻魔大王の元に出仕して、閻魔王を助け、朝になると嵯峨六道町の福正寺にある空井戸からこの世へ戻ってくるのが常で、この世とあの世の行き来していた。また、冥土からの出口は、嵯峨にあった旧福生寺(現在は廃寺)の井戸だったと言われてます。六道珍皇寺の井戸が「死の六道」、福生寺の井戸を「生の井戸」と称された。



別の日に「嵯峨野釈迦堂」へ行き、「生の六道」を確認してきました。

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清凉寺(嵯峨釈迦堂)の西門近くの薬師寺(旧福生寺)の脇に「生の六道」の石柱が立っています。福正寺は明治になって薬師寺に合併されたため、現在「生の六道」の井戸は残っていません。 ということは、冥土通いの井戸から入って地獄を見てみたいと思っても出口がないので出られないと言うことです。



迎 鐘

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四方を壁に囲まれ鐘は見えません。手前の紐を引くと鐘を鳴らすことができます。精霊がこの世によみがえってくると信じられています。


焔 魔 堂

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閻魔大王坐像小野篁立像は格子窓からのぞき見ることができます。「六道まいり」の時はこの扉が開けられ外から見ることができます。


薬 師 堂

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重要文化財の薬師如来像が納められている。通常は非公開で特別拝観時と六道まいりの時に開門される。


石 仏

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※.「平成23年度 京都春季非公開文化財特別公開」で六道珍皇寺も本堂の本尊薬師如来坐像<重文>、篁堂小野篁像<重文>、珍皇寺参詣曼荼羅<府指定>、熊野観心十界図、小野篁冥途通いの井戸、他が特別に公開される予定です。期間は、4月29日〜5月8日 拝観料800円

興味ある方は、どうぞ


ところで、六道珍皇寺の前、松原通を西に100bほど行くと「幽霊飴」を売っている店があります。


みなとや幽霊子育て飴本舗(幽霊飴)

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この日はたまたま休みでしたので、別の日に撮りました。死後に墓の中で生まれた子供のために、幽霊が毎晩買い求めたといういわくつきの飴のことです。ここもよく通りますが、外人さんとか観光客が入っているのを見ています。この店の張り紙に「水木しげる漫画のモデルになった飴です」と書いてありました。


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みなとや幽霊子育て飴本舗の向かいにある「六道の辻」の石碑


会社の昼休みに写真だけ撮って帰ったんですが、調べるといろいろ興味深いものでした。ここは京都屈指の怪奇スポットだったんです。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
始めまして。
六道珍皇寺とその周辺は、摩訶不思議な
京都の空間ということで、何年か前に
歩いた事があります。“生の六道”まで、
しっかり確認されたんですね。そんな
所があるとは知りませんでした。
京都は奥が深いので、驚いています。
yasuhiko
2011/04/13 23:20
yasuhikoさんへ、コメントありがとうごいます。
会社の昼休みに寄ってみて、「冥土通いの井戸」など詳しい事を知りました。格子窓の上に詳しい説明が書いてあります。入口から出口までの距離が直線で10`以上はあるかと思うので戻ってくるのが大変だったんだろうなぁなんて思ってしまいます。
まーぴか
2011/04/14 06:04
京都屈指の怪奇スポットとは驚きです。初めて聞くことばかり!
今回のエピソードは、ちょっとおどろおどろしいですが、やっぱり京都の歴史の奥深さを感じます。
ミクミティ
2011/04/16 23:13
ミクミティさんへ、いつもコメントありがとうごいます。
ここは普段閑散としてますが、夏の「六道まいり」では鐘を引く人で長い行列ができるほど賑わい、露店も出て交通規制もされるんです。
まーぴか
2011/04/17 05:03

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